客席でリコーダーを吹く時の7つのコツ!
押忍! プログレナイトが今週末に迫ってきました!
さて、今回のzabadakプログレナイトといえば、久しぶりに客席参加の「Poland」があります! 詳細の告知は吉良さんのblogをご参照ください。
大きなバンド編成では久しぶりの客席参加型笛、はじめて参加される方もいらっしゃるかと思います。楽器経験は学校で習ったレベル、でも吹いてみたい。そんな方に向けて、過去の客席リコーダー経験を踏まえてポイントを7つお伝えします。頭に入れておくとけっこう違うはず。
ポイント1:恥ずかしくない、恥ずかしがらない
仮にあなたの視界にはリコーダーを持った人が誰も見えなかったとしても、今回のライブにはかなりの数の笛、アンデス、などの客席参加者が見込まれます。大丈夫。
ポイント2:笛はすぐ出せるところにしまっておく。
Polandの場合、イントロを流しながら客席参加を促すケースが多いです。イントロが流れたら、腹をくくってさっと出しましょう。慌てると転がします。私はかつてティアラこうとうで笛を転がしました。
ポイント3:吉良さんをよく見よう
笛が入るところのサインを身振りで大きく出してくださいます。そしたらカウントを取りつつ、らー、と出しましょう。自信がなかったら弱く出そう。
ポイント4:自分の音が聞こえない、わからなくても慌てない!
練習のときはあんなにくっきり聞こえる自分の笛ですが、広い客席では自分の音が聞こえないことがあります。また、近くに笛吹きがいた場合、音が混じることもあります。でも、そこで音を無理に出そうと息を強く吹き込まないように。ぴひょー!と鳴ってしまいます。自分には聞こえていなくても、全体としてはきちんと音が出ています。練習の時の感覚を信じましょう。
ポイント5:自信がないところは吹かない(笑)
私がブラスバンド時代にさんざん駆使したテクニックです。自信がない部分で、曲に無理について行こうするとよけい音が出なくなります。吹かないところは吹かない、とすっぱり諦めるのも手です。特に後半の高音パートは無理をせず、力の及ぶ範囲で。私もそうします。
ポイント6:Polandは5拍子!
一旦、CDを聴きながら数えてみてほしいのですが、笛部分
|らーーみーれーそー|←1、2、3、4、5、
|みーぃれどーれーー|←1、2、3、4、5、
こういう風に拍子がとれます。この5拍子をわかって吹くと気持ちよく吹けます。
ポイント7:Polandのテンポは、バージョンによって結構違う!
ライブでは、同じ曲でもテンポに差があります。音源化されてるものだと、WonderfullLive2004のPolandが一番速いように感じます。速めに吹く練習をしておくと心に余裕が出ます。
以上、7つのコツでした。
全部吹けなくても構わないと思います。その代わりAメロの前半だけとか、自信を持って吹けるところだけ音を出せばいいのです。
客席で笛を吹くと何度も聴いたはずのPolandが新しい表情を見せてくれます。5拍子が自分のものになったような気分が味わえます。演奏してはじめてわかる何かがあります。それを客席に居ながら経験できるなんて、なかなかないですよ。
そして、最後にお約束のひとこと。
会場内ならびに会場近辺での音を出しての練習はお控えください。
余談1:なぜ、客席で吹くのだろう?
2009年9月のきら☆りんツアーの客席参加型Polandについて、木村林太郎さんがblogで以下のように書かれています。
ギターとハープだけでは無謀だと言われるところを強行した訳だが、密度の濃いリコーダー隊の皆さんのおかげで、とても素敵な「Poland」になったと思う。
やはり、その曲に強い愛着のある人々が奏でるメロディーというのは演奏技術とはまた違った不思議な説得力や表現力があるもので、素朴ながら感動的な「Poland」だった。
私は「客席で吹くことの意味ってなんだろうなあ……」と疑問に思っていたところがあったのですが、この一文を読んで妙に納得できました。技量の下手な私でも、曲への愛着は持っている。そこから生まれる何かがあるのならば。何より「ご参加ください」と呼びかけて頂いているのなら、今回も吹いてみようと思うのです。
余談2:練習会をやりますよ
プログレナイト当日のお昼、2時間ほどカラオケ屋に集まってPolandを黙々と練習する会をやります。
【しばらく定期post】7/12プログレナイト、Polandのリコーダー練習する会をやります。場所:日暮里のカラオケ屋 時間:長く練習したい人に合わせますが、予定では14時より。途中退出・参加可。前日までにreplyにてお知らせください。 #ZABADAK
— ハゼ (@HazeinHeart) 2014, 7月 3
ご興味のあるかたは、twitterのreplyでお気軽にお問い合わせください。